故宮の西北に位置する。もとは歴代の王朝によって作られた庭園である。金代にはこの場所に離宮を造り、「大寧宮」、ついで「万寧宮」と名付けられた。13世紀に現在の北京の位置に元の大都がおかれると、瓊華島を中心として禁苑が置かれた。明・清王朝の時期には、現在も残る数々の建築物が建てられ、1925年以降、公園として一般公開されている。