Call for Participation
「ディジタル・シルクロード」東京シンポジウム
Tokyo Symposium for Digital Silk Roads
主催:
| ユネスコ(国連教育科学文化機関)、日本ユネスコ国内委員会、国立情報学研究所
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後援: | 総務省、外務省、経済産業省、(社)日本ユネスコ協会連盟、(財)デジタルコンテンツ協会、デジタルアーカイブ推進協議会、アート・ドキュメンテーション研究会 |
協力: | 中華人民共和国北京歌華文化発展集団 |
日程: | 平成13年/2001年12月11日(火)〜13日(木)
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会場: | 学術総合センター(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
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English
「ディジタル・シルクロード」東京シンポジウムは、文化とディジタル技術の融合により、新視点でのシルクロード研究について、発表と討論の場を提供いたします。数千年の昔から東西世界を結合し、文化邂逅の絆であるシルクロードには、全世界が協力して未来に継承すべき多くの文化遺産が存在します。同時に長年にわたり人類の歴史を明らかにするために多くの研究がなされています。関連各国による文化遺産保存や研究の公表努力がなされて来ましたが、風化・浸食・破壊・継承者不足・資料埋没など多くの阻害要因が存在することも事実です。そこで、発展の著しいグローバル・コミュニケーション環境とディジタル技術を駆使し、各国に存在する研究資料を世界的情報資源として組織化し公表することにより、より一層の文化遺産保存への働きかけと自由な検索・閲覧による研究の加速を図ることが急務となっています。世界的情報資源の実現に向け、文化研究分野からのユーザ視点の要請と、ディジタル技術分野の技術seedsを調和させ、さらに一歩を踏み出すことが本シンポジウムの目的です。
◆12月11日のセッションは「公開セッション」として、一般の参加希望者にも広く公開する形で開催します。参加申込方法はこちらをご覧ください。
日英同時通訳、参加無料、定員400名。
◆会議と並行して、学術総合センター1階において、シンポジウムに関連したシルクロードの文化及びディジタル技術に関する展示を公開(入場無料)で実施します。
テーマ
- シルクロードに関連する文化分野の研究
- 多様な文化の交流という視点から、言語、文学、芸術、慣習、伝統など文化全般
- 有形、無形の文化遺産の保護、記録、継承、研究資料の組織化、公表努力
- ディジタル技術分野の研究
- 文化分野へ活用を期待される技術
- 上記に関する基礎研究
- 両者の融合研究
- Global Communication環境での固有文化の交流
- 文化分野より技術分野への要請、技術分野から文化分野への要請
- 最新技術を駆使した文化遺産の保護、記録、継承、発信事例
運営委員会
運営委員会委員長 小野 欽司(国立情報学研究所研究総主幹)
運営委員会副委員長 神内 俊郎(株式会社日立製作所 試作開発センタ長/国立情報学研究所情報メディア研究系 客員教授)
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