国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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New!引用情報

doi: 10.20676/00000219
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コレクション情報

原題 Voyages d'Ibn Batoutah
書名 イブン=バットゥータの旅
副題(原語) texte arabe, accompagné d'une traduction
副題 アラビア語テキストとその翻訳
解題 1325年にはじまり、前後30年に及んだイブン・バットゥータの旅行の記録。旅行の記録を残したいと望んだモロッコのスルタンの命によって、書記イブン・ジュザイイが編纂・校訂したもので、正式の書名は『諸都市の新奇さと旅の驚異に関する観察者たちへの贈り物』という。イブン・バットゥータの旅行の足跡は、メッカ巡礼に始まりイエメン・東アフリカ・トルコ・インドの諸地方、さらに中国や、サハラ砂漠を越えた黒人諸王国にまで及ぶ。本書は、フランスのパリ国立図書館所蔵のイブン・バットゥータの五種の稿本(イブン・ジュザイイ直筆の稿本を含む)を最も信用できる形で校訂・逐語訳したもので、イブン・バットゥータ研究の底本として広く利用されている。
出版年 1877
出版地 フランス/パリ
巻数 4冊
ISO639-1 フランス語アラビア語
ISO639-3 fra/arb
邦訳書 『三大陸周遊記』河出書房 1977年, 『大旅行記』平凡社 1996-2002年

ボリューム情報

原題 Voyages d'Ibn Batoutah
書名 イブン=バットゥータの旅
副題(原語) texte arabe, accompagné d'une traduction
副題 アラビア語テキストとその翻訳
巻数 vol.1
著者 C. ドフレメリーB. R. サンギネッティ
解題 イブン・バットゥータの大旅行の記録。タンジャ出発からエジプトまでの記述ではアレクサンドリア・カイロについての記述を含む。シリアへの旅ではガザ・エルサレム・アレッポ・ダマスクスについて記し、メディナ・メッカへの旅やカーバ神殿について記す。
出版年 1877
サイズ(cm) 14x22
原題 Voyages d'Ibn Batoutah
書名 イブン=バットゥータの旅
副題(原語) texte arabe, accompagné d'une traduction
副題 アラビア語テキストとその翻訳
巻数 vol.2
著者 C. ドフレメリーB. R. サンギネッティ
解題 バスラへの旅、バスラからペルシャまでの旅、クーファからバクダードまで、バクダードを離れてメッカへの2度目の巡礼、イエメンのスルタンについて、南アラビアからオマーン・ホルムズへの旅、アナトリアへの旅、さらにはクリミア半島・キプチャク草原への旅を経て、コンスタンティノープルを訪れ、さらにウズベク・ハーンの都サラーに至るまでの記録。
出版年 1877
サイズ(cm) 14x22
原題 Voyages d'Ibn Batoutah
書名 イブン=バットゥータの旅
副題(原語) texte arabe, accompagné d'une traduction
副題 アラビア語テキストとその翻訳
巻数 vol.3
著者 C. ドフレメリーB. R. サンギネッティ
解題 トランスオクシアナ・ホラーサーンを経てトルキスタン、さらにアフガニスタンのカブールをへてデリーまでのルートの記録。このほかにもデリーの街の様子やインド・トゥグルク朝の成立、スルタン=ムハンマドの統治、イブン=バットゥータのデリー滞在中の出来事について記す。
出版年 1877
サイズ(cm) 14x22
原題 Voyages d'Ibn Batoutah
書名 イブン=バットゥータの旅
副題(原語) texte arabe, accompagné d'une traduction
副題 アラビア語テキストとその翻訳
巻数 vol.4
著者 C. ドフレメリーB. R. サンギネッティ
解題 トゥグルク朝の首都デリーを離れ、マルディヴ・スリランカ・マラッカ海峡などを経て中国のザイトゥーン(泉州)に至る旅の記録。中国では元朝の都ハーン・バーリク(大都)を訪れた後、再びザイトゥーンを出港してカイロに戻り、その後故郷のマグリブに戻った。ついで聖戦のために南スペインのグラナダまで赴き、最後にサハラ砂漠を越えてスーダンまでの旅を記す。
出版年 1877
サイズ(cm) 14x22