国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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Schlagintweit-Hermann, Adolf und Robert von (ヘルマン,アドルフ,ロベルト・シュラーギントヴァイト) | |
Hermann:1826, Adolf:1829, Robert:1833 | |
Hermann:1882, Adolf:1857, Robert:1885 | |
ドイツ・ミュンヘン | |
東洋学・地理学 | |
ドイツの東洋学者、地理学者、探検家。シュラーギントヴァイト5兄弟。ヘルマン(Hermann ; 1826~82)、アドルフ(Adolf : 1829~57)、エドゥアルト(Eduard : 1831~66)、ロベルト(Robert : 1833~85)、エミール(Emil : 1835~1904)。いずれもドイツ・ミュンヘン出身の探検家、東洋学者として頭角を顕した。そのうち中央アジア探検に従事したのは、ヘルマン、アドルフ、ロベルトの3人で、当時の地理学の碩学フンボルトおよびリッターに学び、中央アジアへ出発する前に、すでにアルプスで登山および学術調査で功績をあげていた。1857年、カラコルム、崑崙山脈方面の探検を終えたのち、ヘルマンとロベルトは無事に帰国し探検の成果を報告書としてまとめた。一方、中央アジアに残って探検を続けたアドルフは、同年8月カシュガルで殺害された。長兄のヘルマンとロベルトは崑崙山脈を越えた最初のヨーロッパ人とされ、1864年、ヘルマンはその功績を称えてサクンルスキー(Sakünlünski)の称号を与えられた。 | |
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