国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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司馬遷 (シバセン) | |
145B.C. | |
86B.C. | |
中国・夏陽(陝西省) | |
中国歴史 | |
中国前漢時代の歴史家。字は子長。父は夏陽の人。司馬遷は後に茂陵(陝西)に移籍する。周代の記録係である司馬氏の子孫で、太史令の司馬談を父に持つ。父の死後、太史令の職を継ぎ、修史の業に励んだが、前98年(天漢3年)、匈奴に投降した李陵の一族が族誅されるのを弁護したため武帝の怒りにふれ、宮刑に処される。前96年(太始1年)出獄、中書令の官に就き、修史の完成に努め20年の歳月を費やし『史記』130巻を著す。『史記』は正史の標準となり、司馬遷は中国の歴史の父とされる。 | |
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