国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
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Yule, Sir Henry (サー・ヘンリー・ユール) | |
1820 | |
1889 | |
イギリス・エジンバラ近郊インベレスク | |
中世史・中央アジア地理研究 | |
イギリスの軍人、旅行家、東洋学者。東西交渉史の研究者として著名。エジンバラ近郊インベレスク(Inveresk)に、父ウィリアム・ユール少佐の子として生まれた。エジンバラのAddiscombeとChathamで教育を受け、20歳のときインドのベンガル工兵としてシーク教の戦争に赴き、インド各地を旅行、1855年にインド土木局次官となった。1862年に辞職すると、以後は中世史と中央アジアの地理の研究に取りくみ、ドイツに数年滞在したのち、イタリアのシチリア島に移り、その間に名著として名高い『中国および中国への道』を執筆した。その後イギリスに戻り、1877年にハークリュイト協会の会長となり、マルコ・ポーロの『東方見聞録』の訳注など、東洋学に関する多数の著述を残した。 | |
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