ドイツ隊が行った計4回の中央アジア探検のうち、第2回(1904年11月~1905年12月)と第3回(1905年12月~1907年6月)に関する紀行。第2回探険ではトゥルファン周辺(高昌故城、ベゼクリク千仏洞、トユク石窟など)、第3回探険ではクチャ周辺(クムトラ石窟、キジル石窟)、コルラ、カラシャールを訪れ、遺跡の発掘や壁画・塑像などの資料収集を行った。本書には、それら調査発掘の状況や石窟発見にいたる経緯などが、現地の人々の生活や風習に関する記述も交えつつ、活き活きとした筆致で綴られている。 [もっと詳しく..]
Copyright (C) 2003-2019 National Institute of Informatics(国立情報学研究所) and The Toyo Bunko(東洋文庫). All Rights Reserved. 本ウェブサイトに掲載するデジタル文化資源の無断転載は固くお断りいたします。