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0055 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 55 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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るを云へり(元史兵志即ちマルコ・ポロの記する處と能く合一するものを知る、よる牌にしてその給與の數を多くせんか、繁害の生ずる慮極まりなかるべし、これは之れか給與に至りては、深く意を用ゐたるなく、ポロは之れを誣大王に奧へたりといふと雖、元史兵志にては、それすら認むる能はず、然れとも此數は極めて少數なりしを疑はさるなり、然れとも特に此牌を設けし所以に至りては彼の記の如しとするも此數は元朝以前に存したるを外また別に故あり、末節急遽鋪を違ふるに當りて之を明らかにせんとす、金字圓符なるも以て暫らくの是或は元朝以前に存したるものなりと見んとす、当時之を行使したるものをあらさるを以て暫らの批祖の時に設けられたるものなりと見んとす、典瑞赤扁に『滴軍務之急、則又記するものをあらさるを以て暫らく起し、仁宗の皇慶二年の條には『六月中書省言、典瑞赤扁に『滴軍務之急、則以金字圓牌為者次之
と起し、仁宗の皇慶二年の條には『六月中書省言、典瑞赤扁に『滴軍務之急、則以金字圓牌為者次之
宣盪給、自今求給牌面、通常驛傳によるものと顔、宜勿與、從〔世祖の金字圓符なのに〕掌軍情大事而設、不
三百餘道、至大四年凡聖旨、皆納之字林院、以金字圓符不數、增置五十面、蓋圓牌遺使、初爲軍情大事而設、不
の緊急複慢に屬するものを相別ち、割事以外の事に屬するもの、或は同樣事に關するも、其間また緩急の差を以て考ふ
れは、其緊急といふものゝまた蓋し貫事以外の事に屬するもの、或は同樣事に關するも、其間また緩急の差を以て考ふ
を果たさんか爲にして、通常驛傳によるものと顔、さきに至元十年九月の典章によりて、事
せしものなることも明らかなりといふへし、要するにこれ緊守時も忽かせず、かくらさるものありしや驚ふ可からす、
る特權も、假令史に明記する處なしと雖、他の諸牌のものに比して、頗ふるまゝにさるものありしや驚ふ可からす、
されはこそ軍務緊急の使人にあらさるものも之を得んとして、遂般中書省の議あるに至りし

蒙 古 驛 傳 考

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