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0077 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 77 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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の書の成った時に徴して慮集の編者の確實を證し得るの上に達べた通りであり、而して
これを元史の記事に徴して元交館の時を示したものが注記して「至順三月(淡鱗)」というたのが果して前に記した如く歐
陽玄の「遷經世大典表に成りの時を示したものが注記して「至順三月(淡鱗)」というたのが果して前に記した如く歐
れば、それは眞大に盛況の功を擧げて、「これが出來上った時と揭するものに至ったのと見てよいかと解釋すべきならぬ。即
ち至順一年五月に書かく「以三至順二年五月」日至草具成書、繕寫三年二月進呈上」とあるのも、この見解と矛盾するものではな
い。慮集の序顧に「一年五月乙未に越世経等が自副経世大典を進めたと斷じたのは、元史と矛盾するものではなく、この時「経世大典
盧集の序顧が至顧にここに引いた通りに記されて居るので、兩者を併せ檢した結果であったと思ふが、「経世大典
斷と記し、慮集の序顧に「一年五月乙未に越世経等が自副経世大典を進めたと斷じたのは、元史と矛盾するものではなく、この時「経世大典
成」と記し、慮集の序顧が至顧にここに引いた通りに記されて居るので、兩者を併せ檢した結果であったと思ふが、「経世大典
なる者を免れない。

 かく経世大典籍の経過や年月について管々しく論述を試みたのは、固よりここに印出する経世大典共赤門の説
にこの印本に就いて必要缺く可と思めらる時代を以て了解するかを明瞭に説明しようと思ったが爲にまたこの一門の記事が何故
明として必要缺く可と思めらる時代を以て了解するかを明瞭に説明しようと思ったが爲にまたこの一門の記事が何故
違は時代の上就いて知り居られるかを明瞭に説明しようと思ったが爲にまたこの一門の記事が何故
 一月を以て了つて居る。即ちこの書の編纂が始まってから後の時代、言ひ換へれば順次年次を遡うて、文宗の至順元年十
た事實を定められた典制をも收録して居るのであって、書の成る前後か半歳の間に屬する當行中に顧する時代に起
れてゐないに止まるのである。思ふにこの頃を以て打切らなければこれを編纂した見込みがたたなかったが爲に

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