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0188 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 188 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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義はトルコ語に於て解すべきものとすれば、常時魏にトルコ語が入つて居たか、或は元来兩者同一の語を有して居たものか、或はまた魏の語がトルコに傳はつたものか、三者何れかの一つであらねばならぬ。何れにしても蒙古語に於てその一つである徴證無き以上、これを蒙古語に帰することは差支えないであらう。
語に於て啓見に兵伏・廂前・廂前・廂騎の義を擬つたトルコ族の言語から傳へ入れたものと見て差支えないであらう。〔因みに記し
先立つて漠北地方一帯に人名としても秘史の中に宿衞的と譯し居る〕
て置くが此の語は人名として秘史の中に宿衞的と譯し居る〕
いま一つの客卜帖兒勒勒の秘史に宿衞的と譯し居る
の方から遍當と思ふ解釋を求め得ない、尤もトルコ語中の「玳珂博士もこれに從はれた語については、自分はトルコ語
する稱呼として遍當と見てはあるまいけれども、かる説明を付する爲には宿衞に對
蒙古語の Kebteгur と見て、Kebte、即ち横はる、从すから發した語として宿衞なる語に得多くの語例ありと見得るならぬ、之を
て僅少な例證によりトルコ語及び客失克の三部の名稱を除いては皆古くからトル
上に述べた通りで客失克なる語及び客失克の三部の名稱を除いては皆古くからトル
コに思はれるものも、その用例があり、また蒙古語として説明せんには、その語義に於て從來譯せられて居るものと吻合しか
ねる語として釋けば都合よく説明し得るとすると、之をトルコ語の蒙古語に入つたものと見ても差支えないと考へる、たゞに蒙古語に於て然るのみではなく、東胡民族の言語に就てもかゝる現象の少くな
いのは、主として白鳥博士の東胡民族考の中に於て例證を示して居られる通りである、蒙古の古史にもかゝる現象を見て居る語は