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0341 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 341 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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二五、漫撿可汗

註(一)同關語の官璽徽號の讀み方は本論に附記したれば、こゝには記さず。
(二)直觀元年には匪に若干長たりしことを知り得るに止り、其の以前如何なりしかは知る可らざることを本論に述べたる
が如し。
(三)册府元龜射箭篇には此の可汗の徽號を兩樣に記り。
(四)此の野(ga、ga)は拔野古とも書ける例より推せば、二即ち〔國〕なる語のl音の轉かるべしも
のを寫したるものなるべし。
(五)府の徽號は諸書皆誤りたれば、茲に記する所は此等の諸書の誤を訂し最も眞に近しと思はるゝものに外ならず。
(六)此の可汗の徽號は諸書皆誤りたれば、

(附録二) 九姓廻鶻愛登里囉汨沒蜜施合毗伽可汗聖文神武碑考

緒  言

此の碑は漢北鄂兒坤河の左岸、舊回個の郡城の遺址なる Kara Balgasun に存するものにして和林金石録中に收
録せられ、歐洲にては一八九〇年芬蘭の Heikel 氏が蒙古旅行中に始めて之を見、爾々一八九二年氏の編纂に成れ
る Inscriptions de l'Orkhon の中に收めて公刊せられたるより、學界の注意を惹くに至りたるものなりとす、碑

三〇三