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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0415 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / 415 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000267
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るは、前に述ぶる所によりて明らかなるが如く、必ず天寶三載以後の時代に限らるべきことにして、決してその以
前に及ぶべきに非ず、従がつて突厥碑文に記せる Toquz Oγuz の回鶻の九姓は、之を前に碑文の Toquz Oγuz に
のみ對比せんとするのにして、此の間の事情を解せさるなりとして、之を相當なる理由として、必ず前に見たるが如く鐵勒の九姓以
ぼさんとするが如きは、此の部の讀者は西紀十二世紀に至る迄「Uγur」に對しては、早く隋唐時代より韋紀・廻紀等の文字、後
に比の部が統するに至りたる兩體の名稱を以てこれを呼び、漢史に於ては、九姓・廻紀・廻鶻等の文字
によりて其の名を記すと共に、Oγuz に對しては袁紀・烏紀・鳥紀等に於ては、特に九姓中の他姓と區別して用ゐられたる場合
九姓鐵勒等の名を用ゐたりしが、同個なる名も天寶以後の於ては、Toquz Oγuz、Toquz Oγuz に相當する客體に於て用ゐられるもの
の外は、また一般に Toquz Oγuz に相當する客體に於て用ゐられるものと解釋せさる可らず。

註① 此の考察の初め、其の他の議書に據るも、議勒傳を記するに Türks の如き小部族と難易は、其の分布範圍極めて廣く、到底範圍に附記するを得られて、要するに鐵勒各部は皆書たれば、北史の
議勒突厥碑文に記する Türks の如き小部族と難易は、其の分布範圍極めて廣く、到底範圍に附記するを得られて、要するに鐵勒各部は皆書たれば、北史の
(鐵勒各部の音を含まる、部族は皆トルコ種の大部族たれば、
しこと Türk のみ可らず、等の音を有からんも、議勒なる文字は、唐代別り音韻上に見ゆる少し書かれ、録・音差
なし。Türk のみ可らず、等の音を有からんも、議勒なる文字は、唐代別り音韻上に見ゆる少し書かれ、録・音差
しこと Türk のみ可らず、等の音を有からんも、議勒なる文字は、唐代別り音韻上に見ゆる少し書かれ、録・音差
共に luk, lok, ruk, r 等の語に用ゐらるるものと考へらる。同個可汗の名は共の一例なり、②「Türk の音韻は沙陀音韻の弟に葛邏波と
り、此等の名制は錦阿波なる文字を用ゐるべき猶としといはんも、然も漢上同時に同一種族を表すに異字を用ゐる
字用ゐられたば、別に鐵勒なる文字を用ゐるべき猶(kültüks)と同一なるを如きは共の一例なり、唐代可汗別り、葛邏可汗ありて、沙陀音韻の弟に葛邏波と
九姓回鶻と Toquz Oγuz との關係を論ず

三七七