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0442 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 442 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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は異って居る點などから、ラシッドウヂンの此の記事との間に、相關する所があるのではないかといふ樣な考を
有したけれ共、勿論ここに記さるゝサマルカンド人町が、何れの地に相當するかを確實に証明し得るものはない、
有名な阿合馬がシャルキヤ(Sharukia)の人であったり、乃老尼赤がウルゲンチ(Urgendji)の人であった
ることは好く知られて居ることであるが、かいる有樣は支部でいば隋唐の時代に當る突厥の時代にも旣に見らる
ことであって、從って共の地方の産物なり、風習なり、またその言語の如きは、早くも此の時代から遠北の地に傳
へられたものがあらうと思はれる。更に自分を考を進めしすれば、非常に古き時にも之を求め得ること、思ふ、た
るもので、兩者政治文化の諸關係面に於る關係は、非常に古き時にも之を求め得ること、思ふ、ただ確實な記録
の乏に伴ふものなく、遺物の考証するものがないので、明白にこを説き得ないので、少とも確實の諸確
の方面に於ける姿跡を尋ぬる考察はかゝる考を背景として行ふる()が必要であらうと思ふ。