National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0451 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 451 (Color Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000267
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

「幺軍編成の単位が五騎より成る幺なりしよりその軍を幺軍と呼びしたらむ」との末段の論述に對しては、料が
糺にして幺の誤なりと確認を得たるの後に於て、其の或は然らんことを想はんとす。
以上匆卒の間に稿を草し、推敲未だ足らず、學士の深遠なる研究に對し漫りに疑義を挟むもの、或は非戴の話
りを買ふなきかを恐る。深く寛ずるなくして重ねて指示を各まるなきを願ふ。

(大正四年八月十三日稿、藝文第六年第九號)

二 「再び遼金時代の幺軍に就いて」を読む

 義きに篇内學士の遼金時代の所謂幺軍に就いて論ぜらるゝや、余当時之に對して抱きし疑義数項を挙げて、重
ねて學士の示教を請ひたりしが、學士の所論に對して忠なる史學雑誌第二十六編第二號に於て再び此の問題に就いて縷述
せらるゝ所なあり、一々余の質義に對して懇切なる説明を與へ、更に其の所論に於て前篇の上に眼を進められ
は、余の深く感謝する所なると共に、學界の爲に慶賀を禁ずる能はざるなりとす。
 余を得て、義日の疑惑を一部氷解するを得しと、また此の上更に學士を煩はすの證に非ざる所なりとす。
 學士の反問を崇りたるものあるにも係はらず、以後此の問題に關しては筆を斂めて論ずる所なかりしが、頃日史學
委員より特に高書を寄せて見見を徴せらるゝあり、乃ち再び稿を草して、一は學士の反問に答へ、一は重ねて疑とす
る所をさきに余が挙げたる質義を分ちて八項となし、一々之に對する示教を與へ、或は反問せられたれば、余も亦
 學士はさきに余が挙げたる質義を分ちて八項となし、一々之に對する示教を與へ、或は反問せられたれば、余も亦

四一三