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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0455 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / 455 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000267
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等の音以外 'miau, 'miau, 'miao, 'mio, 等の音あり、また冥に ming, ming, miōng, mem, mio 等の音あることは、
誠に Giles の漢英字典に載する所なり、夫れ等の音も此等の両字の音は果して學士の説の如く、同音として相当ず
ものなりや、然れども、同一文字として用いられる音と au, en, ön 等を以て終れる音が、共に m を始發音として相
に同音にして、同一の音法として用いられ得べきものなりや、余は不幸にして其の理由を知る能はず。或
はまた両者ともに全く同一なる mio の音を有するに非ずやといふものもあらんも、然も余は mio と音ずるのは
朝鮮にして、冥を mio と音ずるは日本なり、此等の両者が相合する所より来れる興味ある漢字音が相通ずる同音なるを
説かんとするものは非ず。(2) の説は乃ち此等の字の音に関する學士の結論が、(1) の場合即ち「香と冥とが、其
べく、ここには余の賛否を説かざるべし、然ももしかく曰はせらるる、ならば、盛し疑を容れざるなり」との議論の風様は最も自然
の音相通ずる為に、邵氏が音に代ふるに冥を以てしたるは、盛し疑を容れざるなり」との議論の風様は最も自然
にして、また余が初めより主張したる所なりとす、只だ學士の高見と余の見るものは學士は之を邵氏の改竄と考へ、余は最も自然
壊敗せるものなるを記められる可らず。茲に於てか(3) の場合即ち偶寫脱刻の間に生ぜる誤と見るべきは學士は之を邵氏の改竄と考へ、余は最も自然
余は之を同書単行の際に於て生じたる誤りなりと見て寸毫も疑がはざるものたること之なり。
(四) に論達せらる、所は余の意外とする所なり、學士は余を以て、続弘簡録なる書が先づ出で、之を弘簡録と引
離すに及んで、初めて元史類編なる名を與へしなりと見られたるが如く、元史類編なる書に続弘簡録と相對し
緊切に指示せられたるは、全き此の理由に基くものなるが如し。余は前稿に於て単行本なる名と元史類編なる名との相對し
簡録なる名を用いたること三回に及べり、然れども未だ一回と離學士の記さるゝが如く、元史類編なる名と相對し

遼金時代の処軍に就いて