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0460 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 460 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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四二二

埴あるなく、兩語は、兩語の一方を寫したりとせらるゝ文字を以て、更に他方の語に該當せしめんとせらるゝに至りては各々其の對案を異にせるものなりしなり、これ即ち余が前稿に於て、「相異れる兩語の一方を寫したりとせらるゝ文字を以て、更に他方の語に該當せしめんとせらるゝに至りては余輩は其の可なる所以を認むる能はず」と論じたる所以にして、學士再顧の示教にも拘はらず倘ほ此の考を延べる能はざるを遺憾とす。

(八)及び(四)の兩項に次ぎては余が「乩軍名」とあるの語に際して「乩は軍の義」との意に解し能はざるにもせよ、ここにては逐史國語解の説明に就いて「乩は軍の義」との意に解し能はざるにもせよ、ここにては逐金の軍隊みな乩と呼ばれ名づくる罪ありしことをいへるものなるべく、もし乩、さるにも非ざりければ解せんには、逐金の軍隊の中の一に乩と名づくる罪ありしことをいへるものなるべく、もし乩、はざる隊の説明例を示して、大にれ之を意外の沙汰なりとせられ、嘗て白鳥博士の設定せられたる東胡民族考に見ゆる「乩軍名」の意味は、必ず國語解の説明例を示し、多くの語解に見ゆる「乩軍名」の意味は、必ず國語解の説明例を示し、

此の語解に見ゆる「乩軍名」などの意味は、
「官名」「國名」などと、ある場合の外は「何は何の義」と説く可く、國語解に「何は何の名」とあるは「地音 ㊙」の對音にして、軍・戦・兵の義を有すること)と宜に察すべきものなり、
もしくは「兵中の兵即ち積兵より成れる軍」などの意味に解せらるべきものなり、

と説かれたり。此の如く遂に國語解の説明に對する余の解釋については、東胡民族考中に見えたる數個の例詞を引きて、大に叱責せらる。「所ありたれど、頑愚なは未だ此の考を更むる能はざるを如何せん。重ねて曰ふ學士は「地」