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0495 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 495 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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場合ならざる可らず、恐らく後の場合なりしにして、此の點については本女の記載に疑を挾むべき餘地あるなし。從つて此
改元したるべきは極めて自然のことにして、此の點については何にせよ中亜に葛見罕として君臨するに至り、初めて
の改元以来十二年間大石罕の位にありし疑ふ可らざると共に、大石死歿の一四〇三年より、在位年數と
する所げらを知るべく、〔此の點については氏の考がふる所亦同じ〕これ余が其の在位年數も年號の數も共に正しきものなりと主張せん
ものなるを知るべく、此の點については氏の考がふる所亦同じ〕これ余が其の在位年數も年號の數も共に正しきものなりと主張せんとするに至る所以なり。然れども此の曖昧なる點は
の擧げらを知るべく、一二年なるものを逆算すれば、其の位に上りし初めの年はまさに一二四三年即ち甲辰の歳に相當せんと

遂史に載せたる西遼の開國に至る迄の記事の曖昧なること之を論じたるが如し。然れども此の曖昧なる點は
する所以なり
主に其の年次と記載の順序とに關するものにして、記述せられたる事實については寧ろ正確を傳へたるもの少からず。此に論述せる所は、東西史籍に見ゆる所を斟酌して、主たる其の年次を按陌し、其の西征の跡を闡明せん
としたるにすぎず。其の他の點に關しては別に之を他日の機會に明せんとす。

(大正五年二月稿、史林第一卷第二號)

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