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0524 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 524 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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は、撤馬兒軍の市民の口から聞いて、クラビーホの書きとめて居ることである、罸するに支部の営貴強大は誇れく
此の地方に撒傳せられて居たので、帖木兒之を征伐するについては充分慎重な態度をとつたものと思はれる、
このことは次に記する様に彼々彼が罰した際に、残りなく証明せられて居る、この近腰々征伐の機會を逃したの
も、他に事情あつたとはいへ、此の考がまた大に関係したのであらふ、しかしながら元来彼業を再現し、蒙古族
る、それは従来能く知られて居ることで、彼のことは曾て彼自身の言動成吉思汗によつて明らかに指摘し得ることである、それで
の遺圖承するといふ理想であつて、此のことは彼目の為に是非共強大な支部の勢を抱かねばならぬのであつた。
此の理想の為には永樂二年明使が上の如き待遇を受けて居た時、即ち一四〇四年の秋に於て、帖木兒は一族諸將を會して盛
かくて永樂子の好機を披露して、実に五年間征伐の全をやかにし、その是非の意見を
開いた處が、諸士皆之に賛成し、愈々東征は大會議を催ほして、帖木兒の決心を早めたものであつたかも知れない、それにしても時機さ
の時である、或は永樂帝からの此の使、愈々彼の前々からの警告は、此の際には寓亞細亜を平らげ、世界の大なる諸王を服膺さ
へ許さばる、古来かる模様を征伐して居る、「神明の冥助により、吾等は此の際に至る近に吾等の犯した
記にはこの会議の模様を征伐しやうと、一彼の前々からの警告は、此の際には寓亞細亜を平らげ、世界の大なる諸王を服膺さ
せた、古来かる大なる領土、権勢、軍隊及び将令を司どるものは稀である、しかし今日に至る近に吾等の犯した
罪悪は決して少々となないから、権勢、軍隊及び将令を司どるものは稀である、しかし今日に至る近に吾等の犯した
で今安那の偶像教徒を征伐しやふと思ふがこれは非常に強大な勢力を持たねば寄ふ可らざることである、よつて今