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0794 羽田博士史学論文集 : vol.1
羽田博士史学論文集 : vol.1 / Page 794 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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名を持つた姓のものが九つ集つて作つて居る部屬團體で、これが同祖なる總名を取つたものに外ならぬのである。そうして此等九ツの姓相互の間には如何なる関係があつて聯結して居るかに
他の高車、私遮鉄等についてラドロフ氏の説として居る部屬キルギス部族についてラドロフ氏の説として居る如く、相互の間に
至つたかは明らかには知れないが、同様であると思ふ前述キルギス部族についてラドロフ氏の説として居る如く、相互の間に
戦争の爲に、此等のものが混じて遂に一團となつたか、或は唐碑書の関係が基になつたか、或はまた地理上歴史上
の特殊の事情が基になつたとかいふ結果に外ならぬだらうと思ふ。唐書の記載に據ると、種類の上からいへば全く此
等の九姓と同一種に属するもので、まその位地も六個も近い間にあつたものが、回個等の盛勢の圏となるにつれて、全
く獨立して居ると明らかに記されて居るものが六個ある。勿論此等のものも回個の勢の圏に入らないで、其その
下に服属してしまつたかつたかその関係はたゞ後者は回個なる圏體に止つて、敵遮鉄なるトルコ族の二部は、回個の脅に驚き破られその一部と
なるには至らなかつたのである。之に反して、此後は回個なる圏體は十二姓より成り、十一部と古い歴史を持つて居るかつ
そのに共同團體の中に入り込んでしまつて、敵遮鉄なる圏體は十二姓より成り、十一部と古い歴史を持つて居るかつ
た。しかし此の時に至る迄に九姓共同團體を、抜遮鉄なる獨立部も、それぞれ古い歴史を持つて居るかつ
ら従来九姓相互の間に認めた程度の深い共同關係を、新たなる二部との間に有することは困難で、従つて十一部を中心とは確す
るもの、新来の一部は各部として扱はれ、戦の場合には中心に常に先鋒の役を勤めるものに擾かに優越なる権力の存在するは自然
した一種の同盟團體と見るべきもので、此の場合には中心に成つて居るものに擾かに優越なる権力の存在するは自然
なる勢といはなければならぬ。かくの如き團體、もしくはかゝる團體の更に複加した姓即ち部を中心にして生じたる、此の種の業
で、彼の蒙古の西方征伐後に出来た金業、白業の如きも、蒙古の或る團體の更に複加した姓即ち部を中心にして生じたる、此の種の業

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