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0666 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 666 (Grayscale High Resolution Image)

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doi: 10.20676/00000267
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も巧な表情で「いやどうも失禮しました」などというて局面を繕つて置くやうな手を心得、またそれを用ゐるのが
得意であった程に老成の功を積んだことは、晩年の君に接した誰もが知つて居ることとある。

この強氣が意弱い人、殊に婦人に對して人が遠慮脹かになり、言葉遣ひから仕末で、至らざるなき
細やかな注意を拂ひ、常に受感保護の手を加へる組は敷限りない。從つて當然の報酬として、大概の婦人から敏
愛せられたやうであるが、その實現を見ずにしまつたのは惜しいことである。豊年前から『女百題』と題する隨筆風のものを
書く用意があったやうだが、豪北で依賴されて旅中の日から聞いた。別けてお世話になるといふ言葉で講演を結んで
喝采を博したと君自身の口から聞いた。惡らくこの積の講演に於てそんな挨拶をした人は採來あまりないし、
將來にびとうとしたとなされたり、日の惡いのは慶談牛分に、「君をのは變態だ」などとも言うても、君をよく知らぬ人から
は時に態とらしいとけなされたり、まことに劃期的の放逸というべきであらう。從つて同じ婦人というても、强氣の婦人
いものに對する態と反面として現はれたかどうかは疑問である。よく人の世話をし、億劫がりであり頼みいことあるところを
に對してもやはり同様美德のあったかどうかは疑間である。その間にも更角平調を受けるものせず、また頼みいことあるところを
見たのも、またこの美德の致すところであるが、世話好きに満足せず、また頼みいことあるところを
ところを、時にはひどく叱りつけたり、皮肉を以てひなしとして、世話角平調を受けるものせず、また頼みいことあるところを
はじめるやうなことともあった。誰かが評して脅迫案の顔を奪ったのも、必ずしも放ないでもないであり、合理的である

濱田君は物事を處理するのに、慣例とか行題りとか拘はらず、その時々にて最も適切であり、合理的である