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0211 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 211 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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自分が一九二〇年に英國に在つた當時には、此の書は大英博物館に保管してあるないとの事で、遺
憾ながらロス氏がローグラフに撮つて所蔵して居つたものの、第一卷、即ち㊙のの方を写貞を得す、遺
あつたが、翌年再度英國を訪ねた時、自分が此の書を見、また何博物館で之を写貞して英京を去つたので
あつたが、得たのは、自分に取つては今もやゝ思出を懐う、佛教學者でもないスタイン氏の寫集中に
ことを得たかについては茲に少しく繰り返す必要がある。自分が此の書のスタイン氏の Ruins of Desset の
り、またゞかに大英博物館に収識せられて居ることを知り得たのは、かく幾多の紙數を有し、且つ或程度
執著に基づいたのであつて、繊維の少ない回鶻語の文歡の中に於て、自分が他の三種の寫本と共に幾程度
記事に基づいたのであつて、完全なる形の僞はつて居るものはこゝに記しやすいので、之と共に記された他(三種の寫本と共に幾程度
まで完全なる形の僞はつて居つたものであつた。初めはこゝに記しやすいように、之を大英博物館で見る事が出来ないので、大に失望したので
して居つたものであつた。それは丁度當時滞英中であつた東京帝國大學の木村博士から、之に對する興味は盡きて来たので
あつたが、ロス氏のローグラフ本を見て幾分分の希望を普通の古代トルコ語の女體とは甚だ異のもので、その措辭
あつた。それは丁度當時滞英中であつた東京帝國大學の木村博士から、安慰の供舎の疏といふものが、性質上度
だ珍らしいものであると聞いたに由るし、また此の回鶻文が普通の古代トルコ語の女體とは甚だ異のもので、加之この
法や單語の構成に於て、著しく漢語の影響を受けて居ることが、欧洲の言語學者や佛教學者が顧みと見たけれども、今回
寫本は、スタイン氏が倫敦に将来して以來、ロス氏が始め、欧洲の言語學者や佛教學者が顧みと見たけれども、今回
満足な解釋を得ないと聞いたのも、また自分の之に對する興味を喚起した理由の一つであつたと思ふけれども、顧れば爾來
既に三星霜を経た。此の間始終念頭に存しながら、當時かくまで興味を覚えた資料に對して、いまだに大して研究

回鶻譯本安慧の倶舎論實義疏

一四九