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0217 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 217 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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ち疏主が、安慧であることは明かな事實で、上引語に所謂安慧の倶舎の纂に外ならぬことは疑無いと思ふが、更
に之を前に見えやうに、疏主自からが、本書の題名に依に忘地羅木梯、唐に安慧といった人が作ったと見え、また下に譯出する所
に見える如く、之を讃嘆立てるものの中に、唐言德慧、安慧之師、德慧と安慧との關係については、唯識論達記億に前げた十六論師の條
など、一些云塚に對して、Supra-commentary on Shūiumati's commentary on the Abhidharmakosa of Vasu-
バンドゥ氏が此の書に興へたのには、今の所賛意を表し難い(第六項参照)
別の見方を愛する所もある)。此等の所傳は、普光や眞基や乃至覺文普寂等によって、安慧に倶舎の纂の有ったことは、從来
既に傳へられて居たればならぬことは、普光や眞基や乃至覺文普寂等によって、安慧に倶舎の纂の有ったことは、從来
たく考へて見なければならぬことは、此等の所傳は、それが覺文普寂等によって、安慧に倶舎の纂の有ったことは、從来
既に傳へられて居たればならぬことは、上に引いた文句は何れも例外なかったと言はなければならぬか、或は漢文に譯出されたも
のがあったのを指したのか、上に引いた文句は何れも例外なかったと言はなければならぬか、或は漢文に譯出されたも
のの原文を漢文に取って、次に次第に述べる通り、極めて忠實に之を譯出して居るのに考へると、何時何人の手に依くぞ
ってはを知りないが、兎も角も作られた事情から見ても、此の疏を書いた彼女の疏の漢教學上に於ける位置から見ても、此の書が
證明するものである。此の疏の作られた事情から見ても、此の疏を書いた彼女の疏の漢教學上に於ける位置から見ても、此の書が
倶舎論の研究家に取りては、此の疏の重要の價値を有するものであろうと思はるるに拘はらず、普光や眞基の後には、此の書が
富岡を以てすれば、大してこれに注意した人があったやうにも思はないのみならず、その梵文のものも漢譯のも

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