National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0243 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 243 (Color Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000267
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

違ない。

㉒ körgu は kor-gu で、動詞「見る」を含む複合;名詞に違ない。が、もし此の儀語だけいてなく körgu に成れと言
ひ)の意ならば、見る物と「鑑とか証拠とか譯すべきであらう。

disin- はラドロフに據れば、他に herausbringen, kehren, (Osm.); sich entkleiden (Kas.); sich ausziehen (Kar. T); 等の義
てくべきかと思ふが、他の譯語の適當のものがあるか知れない。 ta kin は、tamdu-
るます。 ta kin は屡々、其の前に來るチャガル・チャムルの副詞語尾とも見られ、また「たゞ」「のみ」の義用あられ
に於ては常に「小」の譯語として用ゐられ、居る。 n の解釋の仕方によつてその意義を定めるべきであらう。大書

⑳ kyun は は小さに答 dhān; kain の音を發して居る。次の譯義の目13行に、kün と記されて居らう。の
も、と同語で無ければならぬ。

⑰ idi は Thomsen, Radloff, Bang 等の共に、souverain, Herr, 等即ち君主の義に解する語である。併し此の書に於ては
たゞ此處だけでは無論、例へば第一卷四十七枚裏第五目には、論述の「神」を idi と譯し、同四十八枚裏十行目には、此
處に於ける と同じく解して居るのであるから、これに「神」を idi と譯していふやうな意味の存することは信ぜられ
れない。

《赤都護》の義は恐らく三義として起つて來たものであらう。 ydug を明解し (hailhu) と解し、 ydug qur > vdique
Herr, souverain の義は恐らく idi に發した語であると考へる。今日よく知られて語ることができるが、今此の語に此の存するのも知らない。

⑲ ydug = 《赤都護》 idi に發した語であると考へる。今日よく知られて語ることができるが、今此の語に此の存するのも知らない。

⑱ küg (küg) という語は漢文を以て此の形を對照すれば泥の表に譯すべきであるが、今此の語に此の存するのも知められない。

死記;と言ふ語は次に此の形を對照すれば泥の表に譯すべきであるが、今此の語に此の存するのも知められない。
回鶻譯本安置し供此の形を對照すれば泥の表に譯すべきであるが、例へば第一卷四十六裏四三行に於ても認められ。

一八一