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0264 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 264 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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三〇二

catalogue du Kanjur (J. A. Juilier-Aout 1914, p. 111) で論述したのであったが、その後同氏はそこに述べた考を改めた
と見えて、余に贈った同誌の抜刷には、自からその p. 121 と、そこに附けた note 3 pimalingir=pimalinatra= 譯
新設を知り得ないのは遺憾である。これは混も角この残闕には、これが何れでもない。本邦にはそれらの梵名が像につけてあったのか、何れとも決定し難い。
けれどもかと思名が記しましたとくしかる名稱も行われてゐたのが、漢籍に基いゐる名稱を
つけたのかと思ふが、しかしまたとくしかる名稱も行われてゐたのが、漢籍に基いゐる名稱を
如きである。この義から出て「項界」の義に用ゐられること、例へば F. W. K. Müller, Uigurica II, 10 に見えるが
② adgangu は「差別」(Differentiating)の義であること、更めて言ふまでもない。
golumang は「新願ふ」の義であること、これに相当する語を golumag と寫してあるが、恐らくその t, III の二字を誤
み誤ったのであらう。訪問の t, III には、これに相当する語を golumag と寫してあるが、恐らくその語の構成から考へれ
ば、golum+ang のものが正しいと思ふ。訪問の t, III も、大願脱拠品と解すべきことはあらうが、こ
③ golumang(S. 108)には、これに相当する語を golumag と寫してあるが、恐らくその語の構成から考へれ
行願品題圖(S. 108)には、これに相当する語を golumag と寫してあるが、恐らくその語の構成から考へれ
の譯本には「入不思議解脱境界普賢行願品」下の III も、大願脱拠品と解すべきことはあらうが、こ
漢譯品名は、「入不思議解脱境界普賢行願品」で、普通に、薩藏行願品と解すべきことはあらうが、こ
④ bulük は「入」分の義行願まで解せたやうにある語で、例へば British Museum 所藏の回覧見交倉論賞
の譯本には「入不思議解脱境界普賢行願品」下の III も、大願脱拠品と解すべきことはあらうが、こ
⑤ bulük は bül「入」分の義行願まで解せたやうにある語で、例へば British Museum 所藏の回覧見交倉論賞
義疏卷「第三枚に見えるが如きである。とこでに「品」に対記せたやうにある語で、例へば British Museum 所藏の回覧見交倉論賞
とで、この譯本題目の品別のふうである。"漢譯本には「大方廣佛華嚴経第三十三」と題記し、次の行に「入不思議解脱
界善行願品」とあるのみで、品數は記してない。た明本だけに品名の下に「二三二三」と題記し、大の行に存すること、宿藏の校
記に見える如くである。
⑥ nms の前に一語を存するが、賞質では判明し難く、以下偶數頁の初板に記されてゐるものも同様である。