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0331 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 331 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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⑪ 「宗不走率」の四字がここに見えるのは前文との關係が附かなく、やうに思はなる、或は夢を設く第一副中の文字が誤て

こに記されてゐるのではないかうか。

⑫ 前記⑩診照

⑬ 兄は終と通じ用ひらるゝ字であるが、終は「柱」の義にも用ひられ「廣韻」、また「恚」即ち「怨」の義にも用ひられる

⑭ 集韻には「天」の103行に「㒰」と書かれてあるが、文義の續き方から見ると無論「㒰」「柱」の義を示す文字で無ければならぬ

⑮ 「加譯」は前釋し難き字であるが、文義の續き方から見れば「㒰」「死」の誤かと思ふが、それにしても意味がかではない。

⑯ 「愛」字の上に必す「㒰」を脱したものと考へる

⑰ 同じに三盛堂選議に附した條縫は、卒世法王經とか、卒世法王經といふ文字が見える。卒世はを

Pater, ibid. P. 195. 因みに多分十說たども記されたたものであらう。

敦煌石室遺書に收め波斯教難經をいふのには多分十說たども記されたたものであらう。

ーゼ相違無いから、卒世法王經といふのは同氏の Handschriften-Reste in Estrangelo-Schrift aus Turfan.

前者は F. W. K. Müller, Sogdische Text 1. 後者は同氏の Handschriften-Reste in Estrangelo-Schrift aus Turfan.

⑳ 下部議というふのは Stein・Sogdische Text 1.

⑳ 下部議というふのは Stein 氏が敦煌の傍洞に於て發見した漢文と譯した偽文を幾つも集録したもので、同氏覓漢文書

⑳ 音譯だけを漢字で施したものもあり、部讀(菟と起きるゝものもあるので、同氏覓漢文書中の義を漢譯せないで、たゞ

音譯 2659 の番號を有し、菟尾に下(?)部讀(菟と起きるゝものもあるので、同氏覓漢文書中の議文の項目を紹介してゐられるが、實

博士は大英博物館で之を覧し、數少き漢文摩尼經典別目錄中の一つとして甚重要なるものとは言ふまでもない、たゞ

吹博士は大英博物館で之を覧し、數少き漢文摩尼經典別目錄中の一つとして甚重要なるものとは言ふまでもない、たゞ

は傷讀の目は向史にも多くを損くを、大正六年第三回大臓會別目錄下の末尾に於て其の議文の項目を紹介してゐられるが、實

(内藤博士邊腑戰支那文部學論叢所收、大正五年五月)

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