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0388 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 388 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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はれる。
 Aが関外左に、Bが右に各寸八分、Aが関外右に、Bが左を各五分五厘の紙面を有し、これを一枚の左右として中央から折り摺むだものであると見る時に、表裏の関内外の関係が全く合致するのは、Aが左端に、紙面の截截外上か
らこれを証明するに足るものである。その一端があったと思はれる紙間の破れを有して居るのに見ても疑無い。
て、三三箇處に互に同じ間隔をもって、綴じ目であったと思はれる紙間の破れを有して居るのに見ても疑無い。
 この文書は幾截の上から見て最だ興味の深いもので、それに続く五行(㊄第8㊄第5行㊄)が黒、各葉五行行体に朱と黒とで書き別けられて居る。㊄ちAに於ては初めの三行が朱で、次の五行(㊄第8㊄第4行㊄)が黒で、それ続く五行(㊄第10㊄第5行㊄)が朱で、残りの五行(㊄ちA
18行㊄)から第(㊄第14㊄第5行㊄)が黒、Bの最後の五行は初めに朱書したものの其の上に黒書して、第三行と第二行の間は
が黒で、残りが朱である。但しAの最後の五行は初めに朱書したものを抹消してその上に黒書したものである。然而後者はその中の第三行と第二行の間
反對に、粉で、初めに黒書したものを抹消したものである。かく一葉の何行かづ、若しくは後葉を朱
17行)とは(もしくは黒書を抹消しただけで、その上に朱書したものは彼来截さ
と黒とで(もしくは其の色の色で)書き別けること、これは美麗なミニュアトゥールならの数行で、多分これが源流をこ、に求めることに踏
れたもの、中にもその類例は少くない。思ふには、蒙古の佛典にも同様に数行で、多分これが源流をこ、に求めることに踏
装飾的特徴の一つと認むべきである。蒙古の佛典にも同様に数行で、多分これが源流をこ、に求めることに踏
とは、普く人の知る所であるが、その文化の系統の一面を知る上のものは、多分これが源流をこ、に求めることに踏
しないであらう。同教典や同教徒の間に行はれる書籍の間に存するものは、多分これが源流をこ、に求めることに踏
知識の乏しい自分は、今敢てその本末の関係を推究しようとは思はない。

三二六

人々に、この問題の研究を求めるものである。