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0422 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 422 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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書  後

三三〇

史林第八巻第一號に口稿として載せた法成譯の釋迦牟尼如来像法滅盡之記について簡單なる解說を附けて置いたのが、石濱君及び武内君等の一讀を得て、武内君からは其の後法成譯の心經法滅盡之記について心經七譯本を密置せられ石濱君は特に本稿「法成について」を起草せられ、公刊に先立つて子に一讀の機會を與へられたことは、深く兩君に對して感謝する所であつた。坐に二三の君子にでも多少の興味を若くのであつたならば、今少し立ち入つて解說の筆を執るべきであつたと、坐に後悔の念に堪えぬ。居僧侶を使りに手早く書き附けたあの簡學なる解說には、譯者法成の事、法成の此の譯以外の譯經の事などについて知れ、若くは其の譯と同慶の至りである。今茲に本誌の佛典白を借りて何集め得、夏にその在世時代にも所依を知り得るに至つたのは同慶の至りである。今茲に本誌の佛典白を借りて何尾を讀むがのは、一つには石濱君の厚志に添ひ、一つには義に書き洩した無精の罰を置ふのに、最も適當な場合でてると思ふが爲に外ならぬ。

巴里の Bibliothèque Nationale のペリオ氏蒐集敦煌出土漢籍目録に、法成の手に成つたものとして擧げられて