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0523 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 523 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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蒙古族の宗教的風俗習慣

附 蒙古の巫人

今茲に此稿を公にするに先立ち、聞か隣つて置かねばならぬことがある、元来自分は哲学と云ふもに対しては全門外漢である、東洋哲学と云ふ様な堂々たる斯界の門門雑誌に、物をかく様な資格も能い、にもかゝはらず筆を執るに至つたのは先進渡野黄洋氏の依嘱辞すべからざるものがあつたからである、こんなわけで全篇にしも哲学上の見解を加へた点はない、或はこんなことは哲学といふものに全影響を与へるところがないかも知れない、しかし世界上の何れの民族でも、各々特殊の風俗を有し、習慣を有する、人性素質を異にする以上は広く之等の研究することは哲学上理の重要のことと思ふ、歴史の上から之を見れば俗史であるこ文化史の一部である、哲学の見地に傳ふるとともに、注意すべきものと思ふ、政に至に民族心理の研究を発表するといふのではない、愛びに此の注意でも選くことが出来れば社会である。

茲に謂ふ蒙古族とは、今日人類学上の区別に従つた名称ではない、また内外最近の学説によれる蒙古族、即ち蓋世の支那古代から置しい何奴等の民族を指すのでもない、従来の歴史の上に最も普通に知られて居る蒙古族、蒙古族即ち蓋世の英傑成吉思汗を出だした未開の民族を云ふのである、此部族がどういふ工合に史上に現はれ、發展したかは茲云ふ

蒙古族の宗教的風俗習慣

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