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0529 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 529 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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つたものは死後は必ず前夫のもとに至つて現世同様の生活をする、だから夫の死後はよしやその子に嫁するものと
しても一旦死んでしまへばまたもとの夫のところに帰するのであるとの信念は、此風俗のよつて来る大防機会あるものの、ルブルキーの蒙古人か少しも開いて傳ふるところを見るとよく這般の消息を解することが出来る、また蒙古史は王が死んだ後でも行宮は少しも現在営つ、各衛士給事如在位時といふて居る、これらのことは猪人間の死がその最後で類編は死に託して後異側皆有行宮、あるのと同様の生活をして居るものであると云ふ、彼等の信念を示らは
なく、何處にか生き続けて現在営つ、あるのと同様の生活をして居るものであると云ふ、彼等の信念を示らはす
ともに、他界といふものも天が地が出か、谷間ともかく彼等の目撃する現世以外ならず、之を我國の古史にみゆる
る世界があると云ふ観念の存したのか比較し彼等の間に認むることであらうと思ふ、独りこれらかで
夜見の國(黄泉)などの観念と比較し見たならばかならぬ興味の存することであらうと思ふ、同様の研究を施こしてみるならば決して無益なことも
はない、上述諸稿事実及び後に述べんとするとともも、同様の研究を施こしてみるならば決して無益なことも
あるまい、

前回蒙古族の風俗習慣中で、少くとも彼等の信仰に関係ありと認めたものゝ大概を拾つたつもりである、まだ
も現今シャマン(満洲語)と云ふものゝことをのべ、更に生死冠婚乃至軍國の大事に至る迄(即
向はすゝみて、これら諸稿のことをのべ、更に生死冠婚乃至軍國の大事に至る迄(即

またのべて見たいこともあるし、研究の價値のあると思ふことも少くないが、これ位にして止めようと思ふ、要する
に彼等の文明は所謂物象崇拝時代に、極めて幼稚なる程度にあつたのである、さてかゝる観念一つの社会現象と

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