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0545 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 545 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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の外來語を開知してそれを傳へたものだと思はれる。
 一語であるかどうか、即ちトルコ語とに於てはか〻を呼ぶ名異にしてをたとして、蒙古語とトルコ語とに於ては一致するものがいふに、自分はこれをも別々の系統のものと見るべきことであらうと思ふ。もし前論の上からのみ論ずるならば、一般の現象として k の音と s もしくは sh の音とが相轉ずることについては別に異論はないし、トルコ語とツングース語自身との間に於てもその例はあり(Kuita, kuita, 等)等がと思ふに聞く、トルコ語とツングース語の gadaun に當なる單複音られる(トルコ語の kuda=Verbindung 等)二級音の語に延びのツングース語から音韻の方面からの語か(saman, saman= 等)二級音の語に延びのツングース語に誠に有り得べきことに思はれ、それで kam なる單複音は積極的に此等の同一語なる圖語として別々の語から成立して居る言葉で、従って音韻の類似偶然の現象と認むべきものだと思ふのである。
 根から成立して居る言葉では、至もしくは巫覡魔法(Zauberei, Zauberei)といふ言葉は「知る」(wissen, kennan)といふ言語から生じたるものが多いとのことで、氏は充分証に多くの例証を擧げて説明を施して居るが、Schräder 氏によると印歐語では、至もしくは類似偶然の現象と認むべきものだと思ふのである。
 一々此の次第である、「自分は此の見方を以てツングース語の saman, sima, samah, nnn などを解きたいと思ふが、滿洲ツングース語では「知る」といふ動詞は sa (m), であるが、此の語幹に nnn が加はって名詞になたものが即ち「情愛を示す」といふ動詞になたものが即ち「情愛の成り立ち方も全くこれらのものが即ち saman(情郎)「阿郎」なる名詞が出來て居るといふのであるが、グレベンシチェフ氏に據ると goi (nib) 即ち「情愛を示す」といふ動詞になたものが即ち「情郎」なる名詞が出來て居るといふのであるが、saman といふ名詞の成り立ち方も全くこれと
 北方民族の間に於ける巫に就いて

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