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0631 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 631 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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得る資料とも見るべきであらう。ともかくも紛れもない唐代の作品として、めづらしくもかゝる情景を、しかも特
徴のある描法で書いたこの畫面の今日に存することは、大なる幸慶としなければならぬ。

外蒙古におけるコズロフ氏の發掘



(ミューゼアム Museam No. 2, Nov., 1925)

ここに外蒙古におけるコズロフ氏の發掘といふのは、一九二三年以來、五回のアジア探検に出かけたコズロフ氏
の一隊が、一昨々年の三月から一昨年の二月にかけて外蒙古庫倫の北方に當る地で、古代のふん墓を發掘した事業
を指すのであつて、私は昨冬十二月にロンドンのイエッツ氏から、同氏が雑誌「バーリントン・マガジン」の同年
四月號に載せられた「コズロフ探検の發見」と題した論交の別刷の寫眞を受けたが、これが自分にはこの事業をや
ゝ委しく報ぜられたはじめであつた「臨分時間のかつた消息であるが、今日の國際事情の上からコズロフ氏の報告に基づいて、そ
次第である。イエッツ氏の論交は、「昨年ヘングラードの學士院で發行されたコズロフ氏の報告に基づいて、そ
のうち主として美術の歴史に關係ある方面の詔事項を譯出し、かつ氏の意見を加へたものであるが、特に遺物に對す
る見解については、この道の權威として認めらるゝミンス氏の指導に負ふ所多き旨を記してゐる。今この譯文の中

外蒙古におけるコズロフ氏の發掘

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