National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0645 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 645 (Color Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000267
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

プスの薦徴」といふゆかしい名前の宿屋に落ちつく間もなく、直ぐに木野大使からの紹介状を携へて領事館訪ね
た。そこに居合せて何かと親切に世話をしてくれた一人が、後に、尼港で残の最期を遂げられた品濃の石
田書記生君であつた。早速博物館に交渉して貰ふと、今日は祭日で休みだとのことで、翌日品濃氏に
館を訪ふたがまたも休日とのこと、稍なく先方から宿に訪ねてくれた。その話によると明日は日曜明後日は月曜で常例
の閉館日だから、その翌日火曜日の十二時に来いとのことだ。その頃の露西亜は祭日の多いことが一つの名物な
電話して面會を求めたところ、稍なく先方から宿に訪ねてくれた。その話によると明日は日曜明後日は月曜で常例

さて四日間を過して九月二日約束の時間に博物館に行つて見ると、館長はまだ来て居らぬ。館員に譯を話して、
つて居つた位だから、その翌日火曜日の十二時に来いとのことだ。その頃の露西亜は祭日の多いことが一つの名物な

館附の分類カードについて、一日約束の時間に博物館に行つて見ると、館長はまだ来て居らぬ。館員に譯を話して、
僧長に聞いて見ると別譯法律書の要領を得ない。片端からこの書を搜して見たがそれと思はれるものが見つからない。
なは未練に別譯法律書の要部の目録のみコリだらけになつて居るのを続失的に引き上げやうとしながら、漸く出動した
僧附の分類カードについて、一日約束の時間に博物館に行つて見ると、館長はまだ来て居らぬ。館員に譯を話して、

で、出して貰つて見ると別譯法律書の要部の目録のみコリだらけになつて居るのを続失的に引き上げやうとしながら、漸く出動した
の站赤門で赤野哲精寫本三冊に分れて居る。これを手にした瞬間、少しく大きいかも知れないが、自分だけには、
まだ見ぬ親に巡り逢つた時に感じるであらうかと思はれる程に、なつかしいやうな飛びつきたいやうな氣持がし
て、書の食事などは忘れて前後左右とひねくりました。三時の閉館時間まで、乃も角も二枚半を寫し取つた

ことを日記に記して居る。

 露斯科抄書を思い出

五八一