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0654 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 654 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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ら、或は固く、或は鋭く論述を進め、各種の問題を闡明せられたのであったが、それにしてもその特徴は、精到無
比の考証を基にした堅固な論著に在って、洞察は史料の示す暗昧的疑題を落ち着かせる場合に、大なる貢に、比較的催かに
施されるに過ぎなかった。従って極めて少にして且つ卓越した模範たる家の見を有して居られた百にもあまらず、自らこれ
らぬ古代史の研究の如きは、古代史そのものについて博士の著述論纂について見ると、百にもあまらず、自らこれに
突入する興味を有して居られなかったやうに思ふ。博士の著述論纂について見ると、この論述博士の學
部類に属する造作を、催し早期の論に係る論理的特徴に存しないのに、この消息を語るものに外ならぬ、所謂博士の學
風は、どこまでも堅實にして正確を期する論地の比較的多い脚註の多く長いことで、こゝにも博士の學風の開
拓の範囲も、「思ひ付き」を容れられる論交の中には、所論の技葉多岐に互って、讀者として攻究の目的が何れに在
ることが出来る。博士の論著に提供せられる論交の中には、所論の旨葉多岐に互って、讀者として攻究の目的が何れに在
るかを疑はしめるやうなのも少くない。博士の遺作に論旨繁雑として、即ち博士の論文と見らるべきものが多く、
を認めない。煩はしい精緻な考証に於てよく、込み入った考証を、丁寧到切に施した一篇の論文と見らるべきものが多く、
果に外ならぬ。各篇の脚注はそれ〳〵込み入った考証を、丁寧到切に施した一篇の論文と見らるべきものが多く、
主文は脚証の論ずる所に於て閉らかにせられた結論を繰り合せたものであるから、至極簡潔に出来上り、何等の凝
滞をも生じないのである。我が国に於て、學術に關する論文中この博士は、欧洲の東洋學者の中でも特に欧洲學界に於
ける體裁を受け入れたのであること、内外壁壁の博士は、欧洲の東洋學者の中でも特に欧洲學界に於

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