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0705 羽田博士史学論文集 : vol.2
羽田博士史学論文集 : vol.2 / Page 705 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000267
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た我が學界に贈した功績を述べて、諸君と共に彼を追想致しますことは、惜しき彼の永眠に對する私のせめてもの
心やりであります。
長らく清聴を煩はしたことを感謝致します。

(東洋史研究第十卷第二號、昭和三十二年十月十九日、東方學術協會主催第二回公開講演内容)

最 近 露 都 通 信

其 一

(八月三日發)

謹啓盆々御清勝奉慶賀候、八月三日とへば京はける積の暑さに團扇の御手代ほしき頃とはるかに奉拝察
候、當地此頃の氣候は京の中秋にも當り可申や、それも日中熾烈などは影をひそめて終日ドンヨリとした空模様に
候へば、浮き立たぬこと夥しく、いつ迄も晴れてぬ街路の光線を二重の硝子越しに眺めては浴衣の袖鰹き京の夕
幕を忍び居り候。

只今にては心陥する積のことも無之ように候へども、こゝよりは隔てる田舎に辟易せられ(中略)プリヴァトドチ
エントなるサモイロキッチ氏はフィンランドの奥に引込みて勉學中のよしに有之、イワノフ氏も巴里旅行中の由に

最 近 露 都 通 信

六四一