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0106 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 106 (Grayscale High Resolution Image)

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doi: 10.20676/00000279
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地誌之部

又東方略爾喀蒙古即ち外蒙古をも侵略しつゝ除勢を驅て清國に迫り累年戰ふて
利あらす。遂に千七百年代の半に至りて清兵の剿滅する所と爲りし時新疆
西北の山野に游牧せる額魯特族は正に其の汗和鄂爾勒克の殘餘の民となりとす。
吐爾屢特は明末の内証に方り厄魯部特四派に分離獨立せし時其の一派
準噶爾汗の制を受くるを快とせす此の地下二十萬人を占領し進て露領の五萬を以て塔喇士夫
臺噶爾汗の曠野に出て、此の地を掠し多斯達拉罕と波拉と戰爭し和鄂爾勒克に及ひ薩國に
等の地を脫し後窩死はる。阿玉奇吐爾屢特汗機し、後には其の奉露國を
兵を分ちて之を防くを能はす。和鄂爾勒克吐爾屢特汗と爲る當時露國は侵略し撹
中に在て露國に於ても戰死したり。漸く露國を束し
しが且つ亞斯達拉罕に於て露國に仕へたりしも露國は吐爾屢特を薄平す。是に於て吐爾屢特の一族合粉道
に貸し日つ宗敎を墓さへ基督敎に改めしめんとす。嗚爾を薄平する好機なるをを説き乘亦
する所の情に基督敎に改めしめんとす。是に於て吐爾屢特の一族合粉道
胝ひ故國を墓さへふるに厄魯特部族の逃竄來り投する者皆辭を同ふして歸國の利なるを説き乘亦
れ來りて故說に現今伊塊と空虛と爲り清國單爾を薄平する好機なるをを説き乘亦
ふるに厄魯特部族の逃竄來り投する者皆辭を同ふして歸國の利なるを説き乘亦

七〇