国立情報学研究所 - ディジタル・シルクロード・プロジェクト
『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

> > > >
カラー New!IIIFカラー高解像度 白黒高解像度 PDF   日本語 English
0183 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 183 ページ(白黒高解像度画像)

New!引用情報

doi: 10.20676/00000279
引用形式選択: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR読み取り結果

法位の名にて世々呼畢罕罕(難生)を以て化身し其の死する時自ら往生する所を
知る。其の弟子其の敎を指示する者を迎へて之を立て常に輪囘して止まらざるもの
とする。

 達賴第一世は名を根朱巴は根朱巴と稱し西藏の先王賛普の後育なり。世々王位を襲
き来りしも其の衣鉢を拾て、出家し宗喀巴に弼事して深く國王を嚕黄敎を學
び途に其の法を囲王を覺る事と爲り、以来西藏國王の位は子孫に傳へす。即
て法王を以て西藏王を嗣ふることゝ爲り、文弟巴なる者を置きて副王とし國政を輔佐
し法王の轉生兒に傳ふることゝ爲り弟巴なる者を置きて副王とし國政を輔佐
せしむ。

 西暦一千五百一年明の武宗帝の時(正德)達賴第三世親ら青海及河套の地に
到り諸蒙古族を敎化す。是より各部族然として喇嘛黄敎に歸依し諸王の如きも
赤達賴の弟子となり黄敎に改宗する者甚だ多くして斯の如くにして黄敎に蒙古各
部に傳播し達賴を以て活佛と爲す。

 清朝に至り世祖使を遣して達賴第五世を迎へ之を西天大自在佛に封じ天下の
清朝と黄
敎

 達三三世
 と蒙古三族
 の歸依

 達賴一世

鄭玉章 宗敎

一四三