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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0196 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 196 ページ(白黒高解像度画像)

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doi: 10.20676/00000279
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せば先づ其の身を清めざるさからぬ。
祈薦は宗教の柱なり樂園の鍵なり一日に五度祈るべし。(一日出前二三午後〔三〕
月没前四日没前五午前而して祈るときは必ずメッカの方に向ふを要す。
一生の中一度はメッカに參拜し祈るべし。
斷食を行へ。
勸驗あり。
酒賭博は大罪なり固より或る用ありと雖ども其の罪は用より大なり。
汝の力に應して施與を爲す陽なるも可なりされど陰德は尙ほ善にして汝の罪を赦す。
強者は常に弱者を憐み愛せざるべからず父母に忠實なれ妻を愛せよ婚姻は父
母の命を受けよ親族孤子貧人近隣汝の手の中の捕人旅人等に親切なれされど
其の財産を近接する勿れ。
人に善を施さば神必ず報ゆ。日夜公私に施與する人は必ず神より報酬を得。
善を行ふは惡を行ふに優れるに非らず二者の全く異なる所は猶ほ生の死に於

一五六