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0197 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 197 (Grayscale High Resolution Image)

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doi: 10.20676/00000279
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けるが如く天國の地獄に於けるが如し、一は斷じて爲さゝるからす他は斷じて爲すべからす知らすして犯せる罪は惰い悔めよ神は之れを許さむ。物を判するに正義を以てせよ是れを確かにして秀めたる徳にして神に命ずる所なり。若し事物の判法なざる時は神に聞て使徒哥蘭經に問へ父は終の日まで待て是れ事を以て汝善法なり。
他人禮を以て汝に對するときは汝は一層厚き禮を以て之に接せよ。
汝人と約せば己の不利と爲り、又は兩親及親族に利ならすとも必ず之れを爲せ
自己の約を守り己の正義より離るゝ勿れ。
善惡は多數決に非ざるなり惡は多くの人好むと雖も善ならす内實の價値あるものは是れ善なり。
心より善を爲せ自己の精神の爲めに善事を爲せ
安りに自己の身體を害することゝ勿れ自殺は罪の最大なるものなり。神は不淨の行不適當なる衣を着せよ而して飮食せよ過度は神の憎む所なり。
正を嫌ふ。

第五章 宗敎

一五七