National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0286 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 286 (Grayscale High Resolution Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000279
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

選着
設敷員増

和闊に架設し在らざるのみ。電信は一般人民も漢字英字の二種に限りて通信の
便を得るも技術の拙劣なる爲め誤字甚だ多く且つ到達時間頗る遅緩(斯北京烏常電
上報は三日以)にして不便少なからず。

斯の如く不確實なる電信も郵便制度なきが故に土人は之を唯一の通信機關と
して重しつゝ在る。又電柱の植立線の架設官しきを得ざる爲め時々故障を生じ敷日甚しきは一週間以上も不通を來し羅布淖爾を經て羅布淖爾和闊に達することと稀れならず。故に在泰電官々々喀喇
障を改良するとと同時に設け什喀爾より葉爾羌和闊を經て羅布淖爾に達すること
線を到るの之が延長の必要は痛切に感ずる所なり。何となれば該線通過の地方には在泰電
沙爾に故に鑿に得べくんば西烏魯木齊より張家口及蒙古の要地(布拉蘇烏黒に通ず
衙ほほに鑿に得べくんば西烏魯木齊より張家口及蒙古の要地に通ずるものを架設すべし。然
るものゝ一は現今の北京線の外張家口線青海線の二聯行線を得て中央政府との通信
るときは安全確實と爲るべし。