National Institute of Informatics - Digital Silk Road Project
Digital Archive of Toyo Bunko Rare Books

> > > >
Color New!IIIF Color HighRes Gray HighRes PDF   Japanese English
0352 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 352 (Grayscale High Resolution Image)

New!Citation Information

doi: 10.20676/00000279
Citation Format: Chicago | APA | Harvard | IEEE

OCR Text

とを講じて着々其の目的に向ひて邁進し又寸壌尺地の徴と雖も之を等閑に附す
ること無し。新疆の如き又彼が多年垂涎する所にして之が露めには新疆の死命
を倒し在る伊犂を併呑するの最も捷路たる"べき所は彼の侔に看破したる後里"乃
らんや。往年彼が同敵の騷乱に乗じて古領地の還附を快諾し瓦齊亞"しは適
條約を訂結するに際し頗々の野心の存する所を觀るに足るべし。當時露國と相接
以て露國の伊犂に對する左宗棠を以て遮蔽間隔を露せし一節あり。曰く、「蓋に種々の中國露國と相接
せす蒙古哈薩克布魯特浩干を以て邊境各國の船舶中國の近海に過ぎ守横行し後退する所
の批准に反對した左宗棠を以て遮蔽間隔を開拓して中國と相接し後退する所
て彼等を誘惑し遂に之を傾有し盆澆各國の船舶中國の近海に過ぎ守横行し後退する所
なきに至れり。道光の中薬有する所は道商口岸の一事に隔て、前々嗚爾及回
入せんとするに難も其の求めんや。獨り露國は僅に見て以て倆其の有とす」云々。露
利せんとするに在らんや。獨り露國は僅に天山の北幹を隔て、前々嗚爾及回
部と難居せる哈薩克魯特浩干等の部落を以て倆其の有とす」云々。露
國の隱謀を道破して倅ありと謂ふべし。李鴻章の如きは露國の假裝的強硬の態