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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0081 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 81 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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灌木林

材木と用


人造林

灌木林は最も多く其の大部は紅柳にして甚だ高からざるも之が叢生する處は沙丘帯なるに因り、一見大森林に異ならす。父密生するが故に通過共に困難なるものとして松樹は少なからすとす。建築用としては松樹は稀なり。北路第一の良材とす(見に玉業松の旦く(其の巴柳甚だしきが故に便利の産幹に して屈曲するもの稀なり。北路第一の良材とす(見に玉業松の旦く(其の巴柳甚だしきが故に便利の産幹に
と云ふ。楡樹は車の製造に用ひ梧桐柳は所用少く儘直に薪材となるが故に田家の烟突用とする位に止まる。紅柳は生木の儘直に薪材となるが故に利の
燃料とす。
以上は皆天然林なるが若し夫れ人造林に至つては大楊柳林及び果樹林あるのみとす。南路の住民は建築用薪材共に楊を用ゆるに因り盛に之を植うるの風あり。
大道の兩側に楊柳棗桑等を並植するを常とせるが夏季の旅客に取ては甚便なりとす。
若し清國が新疆に移民して利源を開發せんと欲せば先づ第一着に植林を勵行

第一章 地 勢

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