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0101 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 101 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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土耳其を居ら多くの其の精良なる人民を選んで部下に屈せしめ凱歌を奏して東方に遡るに際し皆此に土着し波斯人随ふて新疆に入り来りしもの匪に亜刺路に在りし同胞と相ひて皆此に土着し波斯人随ふて新疆に入り来りしもの匪に亜刺路に在りし同胞と相満漢族等の征服に遭したると共に人種も亦其の都度混血に混血を重ねつ其人口増減常なきが故に終に祖先以来の本質を変じ今や清人と大差なきに至りたり。

然れども其の特徴として祖先波斯人の面目を遺すは即ち男子の顴顴多く且つ美なること及び間目隆鼻アリャン人種に酷似するもの、殊に女子に多きこと是なり。倘ほ且つ其の言語に於て祖先の遺音を留めたり。

歴史家の説に拠れば、北史に高昌即ち今の吐魯番以西の人民は皆深目高鼻唯ほ間人稱中國人に似たりと在るも深目高鼻は、アリアン人種の顔相にして現に波斯語行はれたりと。種族は葉爾羌地方に多し。又葉爾羌地方に於ては往昔波斯語行はれたりと。

思ふに以西の土民も西土耳機坦人と同じく其の祖先は皆大食國民たりしを

第三章 住民

六五