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0149 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 149 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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捕縛すれば直に銃殺又は斬首し、然る後其の傾末を將軍に報告す。之に反して錫
伯人は一般に慣惰今日あるを知り明日あるを顧慮せす。囊中少しく錢あれば酒
を飲み愛親覺羅氏に求むべき一の美點は彼等は幾日と
現今其片影だに於て賞賛す。往昔飢を感じて始め四百餘州を蹂躙したる勇武の氣象は
す。義を解す恥を知ら
各種族に於て同教徒相救ふの義侠慈善の行は
是なり。若し他の部落又は遠信者の旅行し樂るとき彼等は
無く厚遇し宿料等は更に客之を受くることなし。加之困窮者にして一朝旅行せんと
を拂ふて數助し部落を經過するに於ては同教若くは喇嘛信者にしては衣を分ち
とせば同信者の收を難しとせざるなり。行を爲し得るも祖先を聲び長途も厚遇を受け無錢旅
行なる各種族とも極めて聲重なる者を敬するの風あり。即ち死者の墓は經費を惜ま
す壯麗に建設し且つ騎行の時は必ず下馬して弔しつゝ去るを常とせら。如何に無緣の者と難も墓前を通行するとき
は惡に之に參拜し若し騎行の時は必ず下馬して弔しつゝ去るを常とせら。

第四章 風俗

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