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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0154 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 154 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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の弟に歸し弟死するときは俗は其の弟に讓るを以て常例とせり。
 繩頭回婦の外嫁する者を招きて扶助扶助を講ぜむ。然れども其の之を處理す。唯難産
の時のみ穩婆に多しと云ふ。出生したる子は産後始めて母の手術甚だ粗暴にし
て却て其害を爲すこと多しと云ふ。出生したる子は産後始めて母の目に觸れしに
に擬して其名を命ぜ。故に犬足を見れば直ちに犬と名づけ馬頭を見れば馬頭に任
と名く。又宗門に顔はれたる人の名に依るこ有り。皆母の望に任せて之を定
む。隨て回民には男兒七八歳に例とせり。彼等は哥蘭經を誦じ女兒を督び親