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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0184 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 184 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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釋教を統轄せしむ。是れ一千六百五十二年(順治)にして清朝が喇嘛黄教を尊信
せし始とす。
又班禅一世は名を珠凱布格垮克巴勒藏と稱し達頼第一世と共に宗略巴を助
け、犬に黄数を振興せしむ。後ち班禅四世に至り國事に勤勞ありしを以て威
望大に著はる。清の太宗厚く之を遇し金剛大師の登號を贈る。達頼喇嘛は後
前藏の拉薩府に在て仕倫布に登承藏喇嘛し常に達頼喇嘛は後藏全部の札什倫布に在て班禅喇嘛は後藏全部を統治し班禅
喇嘛は世々前藏の拉薩府の下に立ち、達頼喇嘛は後藏大臣の監補の下に事を行ふ。
隷屬して此の世に出現せる佛陀の権化なりとし、國人は達頼を以て宗教上無限の威力を有することを給
も欧羅巴に於ける羅馬王の如し。達頼喇嘛は世々各地喇嘛教徒の家に轉生するものと確信せり。故に達頼喇嘛の死するや其の指示
する地喇嘛教徒の家に轉生するものと確信せり。故に達頼喇嘛の死するや其の指示
班禅生兒を索めて後者に還ひ清廷の勅を請ふて之を定む。又人民は班禅を以て後藏に於け
る班禅喇嘛は西藏國の副王所聞副法王なりと雖も人民は班禅を以て後藏に於け

一四四

斑禅ば

違頼は仕倫布の佛陀化

拉薩と仕倫布礼

斑禅四世の感望