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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0195 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 195 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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間に得たる哥蘭經に明かなり。萬言の哥蘭經中には第一神を信すべきこと第一人の神に對する義務第三人の人に對する義務を詳細に記述せり。今其の數節を摘記して敎義の存する所を明かにせんとす。
神の授くるものの其の死よりも一層甚だしきものたるとを問はず、至善なるものの爲めに戰へ。
神の宗敎の爲めに戰ふのことは悲むべきこと、されど神の道を妨げ神を信せずる聖堂より人を追放する等のことは神の目に向っては荷は悲き事なり。神の爲めに戰死せし人は不死にして樂園の鳥と爲る。
戰を恐るゝ人よ汝高塔の上に在りとも死ぬ。
死にする人よ汝生前の行爲に就て神の前に最後の審判を受くることを忌るべきからす。
人は死するの日生前の行爲に就て神の前に最後の審判を受くることを忌るべきからす。
天國は美なる果實を藏しき花と優しき天女と自由と幸福とを以て充さる。地獄に大熱と大寒と有り而して惡人は永く其處に止まらざるを得す。
宗敎の基礎は大熱と大寒と清淨に在り、能き信仰は清淨の上に發露す故に祈禱を爲さむと欲

第五章 宗敎

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