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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0210 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 210 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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地誌之部

一七〇

降て嘉慶年間(千七百九十九公所を天津梁家咀子に設け、盆其の弘布を圖る。在理とは儒佛道三敎の理中に在るの謂にて佛敎の法を奉じ道敎の行を修め儒敎の禮を習ふを其の目的とす。故に敎旨は全く正心修身克己復禮を以て主とし敎俗は燭酒を戒めて茹葷を禁ず被等は罰の性亂れす身體能く健全なり。鮮魚肥肉は禁じ習俗口に適す一たび燭酒を戒むれば其の罪は罰ふ。

而して偶像を供へする香を焚かす所に心を修むべし。必すしも口を修む。此敎俗語を用ゆ。此敎盛を來たし滿洲の馬賊に給奉者勵み到る處に逢に今日の旺盛を來たし滿洲の馬賊に

中又信奉者は多數く盆に集合體にして各人種は又其の信敎を異にせり。人種の相異宗敎の不同は人心の一致を使ふ道亂他なし敎育を普及して智識を啓發し盖し新疆者に因り到る處に歸之に集合體にして各人種は又其の信敎を異にせり。人種の

ならざるは親易き道理なり。之を濟ふの道亂他なし敎育を普及して智識を啓發し爲政の困難統率の容易

國家觀念を養成して宗敎的團結以外に人心の統一を謀らざるべからす。濫りに信敎の自由を許して其の國民敎育を放任する民心の歸向する所豫め調るべからざ