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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0214 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 214 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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一七四

此にて首府コンスタンチノープルに護送したら。日本人の博愛の精神に富め
る點は深く吾々をして感動せしめ、や吾々は深く腦裡に印して忘る、能はざるも
故に日露戰爭の開始せらる、や吾々は相集りて日夜日本の勝利を祈に祈りた
りと云々

と彼等は質に清國の臣民なり。然るに彼等は清國皇帝と、我日本皇帝陛下と
の親善なるを祝するは犬に於て吾人をして一種の疑惑を惹起せしむるもの無くん
親善なるを喜ぶ單に於てのみにならすや、又或る日露中央亞細亞英國印度及阿富汗
ばあらす。況んやに言を聞けるは亦同一の露中央亞細亞英領印度カザン州の回
回々教徒よりも彼等は日本と土耳其とを摘
の回々教徒同 天の那人と此の人と稱揚し北と會談したることあり。
へて我     那人には〔カイ