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『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ

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0235 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / 235 ページ(カラー画像)

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doi: 10.20676/00000279
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就き今後大に改良を加へなば將來大財源と爲るや必せり。

代用茶 は和闐庫車等より産出するも其の額甚だ少なし。土人は之に牛乳
鹽を混合して日夕飮用しつゝ在り。好んで茶を喫する新疆の民族には、斯き
少額の茶にては到底需用の萬一をも充たすに足らず。故に大部分は四川省の礎
茶にり仰ぎり。來大に發送するの見込あり。

煙草  菜爾阿克蘇に産するも品質不良なりとす。
子煙  又別に之を廠子煙と稱し弱
    片に類する一種の毒煙ありて略什鳴闐和闐間に産出す。
    印度地方に輸出することも少にならず。

三 養蠶業

養蠶 現今天山南路の和闐地方最も盛に行はれ且
   其の歴史甚だ古し蓋し和闐人養蠶業の始めて傳りしは西暦四百年代に在れが
   つ其の口碑に依れば元と和闐人は東方養蠶國に養蠶の業あるを聞き之を得んと欲し使
   を遣して桑樹と蠶種とををひたるに東國の領主嘗に其の請に應せざるのみなら

鄭七章 鹿業

一九五