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0237 伊犂紀行 : vol.2
伊犂紀行 : vol.2 / Page 237 (Color Image)

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doi: 10.20676/00000279
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の面積亦廣大なるが故に十分發展すべき見込あるに拘らず其の産額甚だ過少な
るは何ぞや。蓋し農業當事者の少なき共の一原因に播種耕耘収穫の方法頗る迂遠なるに
用ゐる器具は舊式の不完全なるものに加へ播種耕耘収の方法頗る迂遠なるに支
因り従来百事保守主義に陥りあり。用は元来其の時間と勞力を消費し倒合に好果を得ざるの弊あるが殊に新疆の農
民は最も生活の進轉は古来游牧時代より漸く農業に入り貿易に入り工業に入るを
人類の順序とす。新疆人は今時代に游牧時代に轉進せざるを得
普通の時期に際し、看よ露領に游する外蒙古游牧民は農工業時代に轉進せざるを得
ざるの時際に、看よ露領に游する外蒙古游牧民は農工業時代に轉進せざるを得
露人游人の指導に頼り農業に従事しつゝ在るに非らずや。新疆人も宜
しく農藝の改良進歩を企圖せんばあるべからず。而して
之が改良地に模範農園を開設し以て農具の改良を計り以て収取の方法を指導し
聘用し各種耕耘等總ての改良を圖らしめざるべからず。

第七章 産業

一九七